社会福祉施設における
    ノロウィルス浴槽水感染防止への研修会


日時:平成19年2月7日(水) 13:30〜15:00
場所:香美市立地域福祉センター(プラザ八王子)
主催:高知エコデザイン地方議員連盟
後援:高知県老人福祉施設協議会
   高知県身体障害者(児)施設協会
   完全オゾン処理型循環ろ過機安全推進協議会


内容:◆司会(完オゾ勉強会 川竹大輔副委員長)
    ◇主催者挨拶(高知エコ議連 黒岩正好副会長)
    ◇高知エコ議連ノロウイルス感染防止取組みについて
            (高知エコ議連 黒岩正好副会長)
    ◇『浴槽水ノロウイルス感染防止』について
            (高知県老人福祉施設協議会 北岡義英会長)
    ◇社会福祉施設の『ノロウイルス感染による二次感染防止』事例発表
            (特別養護老人ホーム豊寿園 藤田卓也施設長)
    ◇高知県産業技術委員会 科学・技術アカデミー完オゾ勉強会報告
            (完オゾ勉強会 武藤信義委員長)
    ◇浴槽水感染防止『完オゾ・セイフティエリア提案』
            (完オゾ協議会 寺尾智恵美推進部長)
    ◇質疑応答

    ◇終りの挨拶(高知エコ議連 依光美代子委員(企画))




川竹氏(左)、 黒岩議員(右)




 黒岩議員の挨拶から始まり、これまでの高知エコ議連の取り組みや、高知県老人福祉施設協議会・身体障害者(児)施設協会と連携した浴槽水によるノロウイルス感染防止活動(高知県・市へ要望、石田厚生労働副大臣視察など)を紹介。ノロウイルス対策の重要性を訴えました。




北岡会長より、ノロウイルス対策の大変さや、石田副大臣視察の際に循環水をみんなで試飲(災害時飲料水対策)したエピソードなどを聞かせて頂きました。
藤田施設長からは、実際に完オゾ式を利用していることにより感染の心配がないことは元より、環境保全にも貢献されていることなどを発表。以前は塩素の入ったお湯を四万十川支流へ流していたことが心苦しかったが、今では清浄な水を流すためそのような心配もなくなったとのこと。また実際のノロウイルスに関する体験談も踏まえた現場の声を聞くことができました。





 完オゾ勉強会委員長の武藤先生からは完オゾ勉強会のこれまでの経緯・成果についてお話頂き、今後は新たに『次世代オゾン協議会』とし更なる研究に取り組みオゾンを推進していく方針であることを発表頂きました。また引き続き、完オゾ協議会の寺尾推進部長よりノロウイルスに関する詳しい情報や、塩素などの消毒薬剤の使い過ぎによる環境汚染についての指摘など、薬剤師としての見解も頂きました。

今回の参加者は、エコ議連関係者11名(黒岩正好氏、川竹大輔氏、依光美代子氏、川村貞夫氏、森本恵子氏、石村賢一氏、別役淳氏、秋友幸氏、千頭洋一氏、比与森光俊氏、織田秀幸氏)、福祉施設関係者15名、県職員8名(内保健所職員3名)、完オゾ関係者4名の合計37名。皆さん、真剣にメモを取ったりなど話に耳を傾けていらっしゃいました。



最後に、今回の企画の依光市議より終りの挨拶を頂き、『やはり私たち議員も随時その時問題になっていることについて勉強していかなくてはならない』と熱心な姿勢が伺われました。



※当日の研修会資料をご希望の方は完オゾ協議会までご連絡下さい。




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