環境常在菌(Pseudomonas aeruginosa,Pseudomonas fluorescens)から簡易に形成させたバイオフィルムモデルを用いて、オゾン水による殺菌除去効果を検討した。バッチ式暴露ではオゾン水の効果を正しく評価できないことを示し、連続的な暴露装置を用いて、オゾン水のバイオフィルムに対する殺菌効果評価を行った。
(中略)暴露時間が5分になると差は大きくなる傾向が示された。これらの結果から、水中の殺菌剤の効果を評価に使用できることが考えられた。
(中略)p.fluorescensではオゾン濃度0.92mg/Lと1.35mg/Lではほとんど差がなかったが3.2mg/Lになると暴露時間に伴う生残率の著しい減少が観察された。
《第11回研究講演会要旨集より抜粋》
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